【記 録】
5日
「大人の休日倶楽部」を利用しての久しぶりのハイキング。
湯殿神社に着いたのはお昼を過ぎていた。売店で蕎麦を食べて出発、暑い舗装道路を行き、20分ほどで登山道に入ると白装束の人たちが沢の沿いに中に入って行くのは滝に打たれて修行をするようだ。
また、下山してくる修行者の中には白装束で草鞋の人もいるが運動靴の若者が多い。白装束というのは、他の山ではあまり見受けられないので、ちょっと変な感じ。堰堤を越えたところから急な道になる。ひと登りでもう施薬避難小屋だ。
小屋は6畳程度の広さで室内に水道があり、便所も水洗なので至って便利。しかも貸切である。近くの湿原に散歩に行く。夜は満月だった。
6日
ここから稜線まで緩やかな登りが続く。あたりには高山植物の花がまだ残っていた。金姥で志津からの道に合流、ここからとてもいい道になる。草原の緩やかな尾根を行く。牛首から登りになり、鳥居を過ぎると山頂が目の前だ。
ひと休みの後、念仏ヶ原へ向けて出発、急に道が悪くなる。あまり人が行かないのかも。草原の広い斜面を下る。樹林が出てくると急な下りで清川橋まで一気に下る。まだ時間があるので大休止。
ここから標高100mぐらいの急登で念仏ヶ原の湿原に出る。木道を歩いて行くと念仏ヶ原避難小屋が視界に入ってきた。小屋の中には食料、燃料、寝具などが用意されていた。大蔵村が管理しているらしい。
7日
小屋を早めに出発。途中、三ヶ月池から月山が望める。小岳への緩やかな登りを過ぎると長い下りとなる。ぶなの森の中を下り、やがて長いトラバース、そして赤沢川に着く。
ここからひと登りして水場を過ぎると、また、長いトラバースの道。嫌になるころ急降下すると林道に出た。肘折温泉まで林道を歩く。バス時間待ちが3時間もあった。
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